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中古戸建てが買いづらい理由

家を買おうとすると、私たちはまずどのような情報に触れるでしょうか?

それは、新築物件情報です。

自分が住みたい地域で、ポータルサイトを開くと、まず新築物件が表示され、綺麗な外観、内装の新築物件の写真がずらっと並びます。
にこやかな夫婦や、家の中で楽しそうに遊ぶ子ども、こちらの幸せな想像力をかきたててくれる情報が満載です。
雑誌などを開いても、綺麗なお家がいかに家族を幸せにしてくれるかを教えてくれます。

そんなに良さそうなら行動にうつしてみようとします。ここからも、「住宅展示場」情報、とか、「マンションの相談会」情報とか、新築物件へ誘導してくれる情報がたくさん出てきます。

頭の中でキラキラキラ〜と未来のお家が輝きます。

と、ここまででお分かりかと思いますが、世の中にでている物件情報は、圧倒的に新築物件の方が多いのです。
最初からかたい意思で、「よしっ中古物件を買うぞ!」と思っている人は別ですが、何とな〜く「家、買ってみる?」みたいな気持ちの人のところには、真っ先に新築物件の情報が届くようになっています。

新築物件の特集はいくらでも集めることができ、ライフスタイルは想像しやすくなります。

この「ライフスタイルが想像しやすい」ということは非常に大事なことだと思います。物件購入にはそれこそお金がかかります。お金を払っても得たいもの、それはどんな形であれ、その人の「幸せ」ではないでしょうか。
幸せな「ライフスタイル」が見えるからこそ、何十年ものローンを払ってでも買おうとするわけです。

ライフスタイルが想像しやすい新築物件は、それだけで購買意欲がわくものです。

ところが

中古戸建ての情報は少なく、また、そのライフスタイルはわかりにくいです。
ある中古戸建てを見にいったとして、スーツをパリッと着た誰かが丁寧に、写真やイラストつきでそのライフスタイルを説明してくれるわけでもありませんし、モデルルームのようにプロの手できちんと設えているわけでもありません。

ちょっとぶっきらぼうな地元の不動産屋のおじさんと一緒に行って、「ここの雨どいがね〜ちょっと壊れてるんだよね〜」と言われ、未来の幸せなイメージを想像するよりも、未来にしなければならないことを想像することの方が多いのです。頭の中では、キラキラと輝くお家のカーテンや食器はどうしようなんて楽しく考えていたのに、突如、雨どいをなおす想像をしなくてはならなくなります。

すすめてくる方も、「この物件は、30代夫婦、子どもひとりにぴったりですよ」と爽やかに太鼓判を押すわけでもなく、「いや、どうか分かりませんがね、あなたがお好きならどうぞ。ま、あなたがお好きならね」といった感じで、あくまでもこちらの創意工夫を前提としているわけです。

新築物件が、「ここまで最新設備を用意しているんですよ!あなたはここに住んだら絶対幸せになりますよ!」とはっきり言って迫ってくるのに対して、中古物件は「ここに住んで幸せになるかどうかはあなた次第なんで(結構いっぱいやることはあるもんで)そこんとこはよろしく!」とわりかしこちらを放置してくれます。

うーん。。。

困ってしまいますよね。

新築物件は、ある程度、「幸せの確約」をしてくれて、背中を押してくれるのですが、中古物件は「幸せの確約」もなければ、踏み出すのもあくまでも自分の力になります。

情報量の少なさとあわせて、中古物件が買いづらい理由である気がします。それだけではなく、「ライフプランの立てにくさ」もあるのですが、これはまたつぎの機会で!

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